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禅武拳法における極意(コツ)

筆者 田島武臣

3)鈎手守法

禅武拳法は護身術として、一番の特徴が鈎手守法である。鈎手守法は鈎手の理を用いてある形に自分の手首を捻り、相手の力が伝わらないようにする技法である。

手首を掴むとは釣針の返しと同じである。魚釣りをしたことがある人は釣針の先に返しがあることを知っていると思う。もし、釣針に返しがなければ、魚に引っかかっても直ぐにばらしてしまうはずである。つまり、返しがあることにより、刺さったら抜けなくなるのである。相手が手首を掴んだとき、この釣針の返しのように手首の細さから拳の太さに至る所でひっかかる。このひっかかることが力を伝えるうえで非常に重要である。

物を持つということは物に力を伝える取手が必要である。バスケットボールなど大きいボールを片手で持ち上げるには、大きな手でなければ持つことが大変である。しかし、ボーリングのボールでは3つの穴があることで、誰にでも片手で持つことが可能となる。バスケットボールとボーリングのボールでは、当然、ボーリングのボールの方が重い。つまり、物を持つとは物の重さが重いことの条件より、力が物に伝わるかどうかが重要となる。

知恵の輪のリングをはずしたことがあるだろうか。知恵の輪をはずすには、2つのリングの開いた空間に、的確な角度に合わせると外れる。鈎手守法は、この知恵の輪をはずす角度に似ている。人間の手の構造上、物を持つ時、親指と4指の間が急所となる(@)。この急所だけは、相手に力を伝えることはできない。図8で示したとおり、手首を捻り、一箇所だけ引っかかる場所ができるようにする(A)。@とAを合わせると、引っ張る力が相手の力がほとんど伝わらない。そして、唯一伝わる場所は@だけであり、自然と抜けてしまうのである。

さらに、物を持つ時、必ず親指を中心として握る。鉄棒の逆上がりをする時、親指を使わずに4指だけで掴んで回ることを想像してみてください。途中で鉄棒から手が離れて、危険であることが容易に想像できるはずである。だから、物を持つためには親指を使用することが重要である。禅武拳法では相手に持たれた手を持てないようにする。このため、鈎手守法の極意(コツ)の一つは、親指を不能にする方法として、相手の親指の付け根(拇指球)を押えることである。また、手首を捻るだけでなく、肘も有効に使う必要がある。持たれたままだと力が伝わるが、自分の肘をある角度に変えることにより、相手の掌に空間ができ、持ちにくくなる(図9)。その上で、相手の母子球を押えるためには、円運動で内側から外側に捻る動作を行う。相手の親指を押さえる方法はそれぞれの技で説明が異なる。そのため、個々の技によって微妙に極意(コツ)が異なる(次の機会で編集して掲載したいと思う。)。

図8.鈎手守法の手首の角度

 

図9.鈎手守法の肘の角度

 

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()日本禅武拳法連盟

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